横浜市の整理収納アドバイザー、ルームスタイリストのちいたまです。
ちいかじブログでは、賃貸暮らしを快適にするアイデアや我が家の収納実例を発信しています。
年度末が近づくと、子供たちが持って帰ってくる大量のあれ。
そう、1年分の子供たちの作品集です。
そろそろ持ち帰ってくるだろうなぁと思っていても、ちょっと待って!心の準備が…(家の片付けが…)と思うことはありませんか。
お片付けサポートでのご質問も多く、作品の保管方法や収納ケースについてまとめました。
我が家は、こんなルールで回しています。
- 保管分はひとり1ケース
- 増えるタイミングで整理
- 大物は飾って処分
快く受け入れる体制にするには、事前の準備が必要ですが、これを乗り越えると毎年ストレスなく?!(少なく)乗り越えられるので、ぜひご家族と相談して実施してみてください。

正直、ストレスなくとは言い切れない(笑)
我が家で使っているのはコレです↓
お客様へおすすめしているのはこちらのタイプが多いです↓
作品の活用方法については子供の作品の飾り方をチェックしてみてください。
作品の収納方法
実際に作品を保管する方法をまとめます。
①子供が持ち帰ってきた袋に収納
一番簡単な収納方法は、子どもたちが学校から持ち帰ってきた袋のまま保管です。
四つ切画用紙が入るくらいの大きな不織布の袋。


この大きな不織布の袋は、保管にも使えます。
新たに収納グッズを購入しないので、出費がなく楽に保管することができます。
一方でデメリットもあります。
材質が柔らかいので、自立しないこと。
入れすぎると形が崩れてしまいます。
立てて保管する場合は、クローゼットの端っこや、棚と壁の隙間、などを活用しましょう。
ちなみに、1学年1袋なので、小学校卒業までに6袋になります。2人兄弟で12袋!
作品の保管にどれくらいのスペースが取れるのか考えて整理するのがおすすめです。
②作品専用ケースに収納
画用紙の作品が入るタイプの作品用収納ケースに保管する方法です。



メモリアルボックスなどの名称です
収納ケースが自立タイプなので、収まりが良く見た目もスッキリします。
我が家は双子が年中の時にメモリーストッカー を購入しました。


このメモリーストッカーは厚み3.7センチと薄いのですが、小3の現在までは何とか、この厚みに入るように厳選しています。(二枚組に惹かれて購入。ちょっと無理してます 汗)
小3の今となれば、もう少し厚めのケースでもよかったと思っています。
お客様へは厚さ10センチのタイプ(タチバナ産業の思い出ボックスなど…)をご紹介しています。



残す作品の量と収納スペースに合わせて選んでください
③その他のボックスに収納
その他のボックスを選ぶときは四つ切り画用紙「540×380㎜」が入るサイズがポイントです。
汎用性も高くその後の活用もしやすいですね。
立体的な作品を入れることもできます。
①IKEA スクッブ
スクッブはサイズが豊富ですが
こちらのサイズは作品にちょうど良いです↓


②無印良品
サイズ:約幅50.5×奥行37×高さ16cm
若干サイズが小さいです。
子供たちの作品サイズを確認してください
写真やデータでの保管方法
その他にこんな方法もあります。
写真や動画で保管
子供の作品を写真や動画にとってデータで保管する。場所を取らない収納でもありますね。
我が家でも、一部の作品は実施しています。(特に立体的や大きい作品)
データはグーグルフォトに保存しています。
最近気を付けていることは、作品だけでなく『子供+作品』を撮ること。


写真を見返していて作品だけだと…「一体これは誰の何?」と頭の中に疑問や迷いが残り、私の精神面にもよくないのです…



そんな作品なら残さなくてもよいのでは?とも思いますが…その時は残したいのです。
動画で残すときは、子どもに作品の説明をしてもらうのも良かったです。
話す練習になったり、祖父母に共有できるメリットがあります。
縮小コピーやスキャンで保管
子供たちの作品は、A4、A3、B4サイズ、四つ切り画用紙など、形も大きさも様々。同じ大きさになるよう縮小コピーすれば、クリアファイルやポケットファイルに揃えて保管することができます。
また、スキャンしてデータで保管する方法もあります。
ただし、コンビニのコピー機はA3サイズ(420×297㎜)が最大なので、それより大きいサイズは、分けてコピーする必要があります。
我が子たちの作品は、主に四つ切り画用紙の「540×380㎜」なので、二度に分けてコピーする必要がありますね。
私はこの方法は試したことがないですが、きっちり揃えて保管したい方には良い方法ですね。



超ミニサイズにすることもできます
我が子たちの作品整理の風景
我が家の作品整理の風景を記録していたのでまとめました。
作品は、子供たちの手で選別したもの、プラスαで私の好きな作品も残してもらっています。
大量の作品を整理するのは、なかなか大変な作業ですが、この日の午後はやるぞ!と決めて、親子で進めています。
作品を整理する時間は、子供たちから「こんなの作ったっけ?」「これ可愛い!絶対残す!」など、楽しそうな会話が聞こえてくるうちだけ、、集中力が続かないときは分けて行います。



疲れないよう無理せず
2022年10月 初めての作品整理
通っていた保育園は、一年間に作った作品をリボンで束ねていただいてました(助かります)。
2022年、双子の娘たちが年長になり、そろそろ溜まった作品を整理しなければ!と思い立ちました。


娘たち久々に見る保育園作品にテンション上がっています。(写真だけだと分かりにくいですが「なにこれー」とめちゃくちゃ楽しそう)


初めての作品整理が完了し、収納ケースに収まりました。


2024年3月
続いて2023年、小1の終わりに二回目の作品整理をしました。
年々一年間に作ってくる作品の量が増え、部屋中作品が散らかってます。


↑娘たちは寝ころびながら集中力が切れています…(写真右端)。今見てもいつ終わるのか…、と不安になる光景です。



片付けでイライラすることもあります
そんな時は中断です!
整理後の廃棄する作品です。


前回、残すと決めた作品も処分の対象になることはよくあります。新しく残したい作品が仲間入りすることで、過去の作品は手放してもよいかなという気持ちになれば手放します。
2025年3月
もうすぐ小学3年生の娘たち。小2で作った作品やプリントを整理しました。
作品の他にファイリングされたプリント類がどっさり!分厚く場所をとるため、見直してもらいました。





このプリントファイルは別で保管することにしました
保育園~小2までの作品が、こんな感じでまとまってます。


保管場所は、クローゼットの隅っこです。扉裏になる部分なので、取り出しにくい箇所になります。使用頻度が低い物はここを利用。


以前の家、和室があったときは、押し入れ下段の隅っこに置いてました。



次回は溢れそうな予感…
【まとめ】作品を保管する意味を考える
子供の作品は何のために保管していますか?
我が家の場合、
作品は子供のモノ
だから 子供のため
今は残したいと思う私の気持ちもいずれは薄れていくだろう…と想像しています。
そう思ったのは、実家の片付けでした。
大量の作品が残っていた実家の物置部屋。
両親から「要不要の判断が付かないから整理してほしい」と連絡を受け、ある年の夏、この里帰りで一気に整理するぞ!と兄弟3人で整理しました。
こんなの作ったっけ?という作品もある一方で、当時ワクワクしながら作った思い出の作品も。
やっぱり私の作品は私のモノでした。
そして、両親たちは整理に関与しない様子を見て、今は私も可愛く残していても、薄れていくだろうなと思ったのです。
放置されたまま、誰が片付ける?というトラブルへ発展することもあるので、今から子供たちと話してみるのもよいですね。
我が家では飾っている作品もあります。詳細は、子どもの作品を飾る方法をチェックしてみてください。