家事代行は基本1人でこなす仕事。辞めたくなるほど辛いとき、相談できる仲間が少ないのも事実です。
今回は、ハウスキーパーとしてタスカジ(家事代行)を経験した私が、辞めたくなったときの考え方と対処方法を共有します。時には孤独を感じる家事代行の仕事ですが、乗り越えるとその経験が自信に変わります。
「あの時の辛かった日々が嘘のよう!」と思える日がいつか必ず訪れます。良ければご覧ください。
私がタスカジを始めた理由が気になる方はタスカジで働いてみた感想をご覧ください。
私がタスカジを辞めたいと思ったとき
どんな時にタスカジを辞めたいと思うのか、私の経験を含めて挙げてみました。
無理な依頼を引き受けてしまったとき
私史上、タスカジを辞めたくなった理由の一位は「無理な依頼を引き受けてしまったとき」です。断ることが苦手な私の性格上、これが一番苦しいです。
例えば「作業前に段ボールを出しておいてくれない?」という依頼。一見簡単そうな依頼で、喜んでもらえるなら!と引き受けてしまいましたが、実際は思った以上に大変でした。
毎回、大量の段ボールは潰されてなく、畳むところから始まります。そして、ゴミ収集車に間に合うよう、いつもより早く行かなければいけません。
「申し訳ございません。間に合いませんでした…」ということもしばしば…。
断る勇気がなく、依頼を受けてしまった自分自身のせいで自分を追い込み、ついにはこの仕事辞めたい…と思うように。
タスカジは基本的に依頼者とハウスキーパーの間に仲介はありません。サービス精神で何でもかんでも依頼を受けてしまわないよう注意が必要です。タスカジではルールがあり、受けてはいけない依頼もあるので、判断できない依頼は受ける前に確認するのがおすすめです。
例えば、排水口ディスポーザーの使用は禁止、登録住所以外の場所での作業は禁止されています。
経験を積んでいくと、無理な依頼かどうかも判断がつくので慣れるまでは慎重に対応するのがよいです。
タスカジのルールを守ることは自分を守ることでもある
依頼者さんと相性が合わない
タスカジをやめたくなる2つ目の理由に、依頼者さんとの相性の問題が挙げられます。
家事代行では、依頼主との相性はとても重要です。
相性が合わないお客様からの依頼を受け続けることは、お互いにとってストレスになります。
タスカジは他の家事代行と異なり、お客様とのコミュニケーションは、家事代行業者の仲介なく、ハウスキーパーが担っています。
コミュニケーションが苦手な人にとっては、ハードルが高い…と思われるかもしれません。
自分に合う依頼者さんと出会う方法はたった一つ。自身のプロフィールページをブラッシュアップしていくことです。
コミュニケーションが苦手であれば、「静かに作業をもくもくとするタイプです」等、自分の特徴を書きます。
もし、性格が合わない依頼者さんとばかり出会うときは、プロフィールページを見直すタイミングかもしれません。
私は、こんな性格でこんな経験をしてきました。コレは得意だけどコレは苦手。と自分をさらけ出すほど、そんな自分のことを好いと思った依頼者さんから依頼が来やすいと思います。
悪い評価が付いてしまったとき
タスカジを辞めたくなる3つ目の理由は、悪い評価がついたときです。くたくたになるまで頑張ったのに、思い通りの評価が付かなかったときは誰でも落ち込むと思います。
でもこれには必ず理由があります。私は十分落ち込んだ後に、その評価が付いた理由を冷静に考えたりしています。もし、どうしても理由が分からない場合は、状況によっては評価の理由を聞いてみるのもありだと思います。
「評価をありがとうございます!差支えなければ、今回評価〇点だった理由を教えていただけますか。今後のより良いサポートの参考にさせていただきます」(より不快に思われる方もいらっしゃるので、よく考えてから…)
いつも悪い評価が付いてしまうときは、依頼者さんとの相性が合っていないかもしれません。自分に合うお客様に出会えるよう、ここでもプロフィールの見直しがおすすめです。
冷静に受け止めたいけど、私、落ち込むのは必須のようです…
体力的に辛い時
タスカジを辞めたい理由「体力的にキツすぎる」。これは家事代行でよく聞くことだと思います。家事代行は、体力を使う仕事です。
私は、はじめの4ヶ月ほどは整理収納だけでなくお掃除の依頼も受けていました。はじめのうちは全身筋肉痛で辛かったことを覚えています。夜中によく足を釣っていました。
タスカジは仕事のペースを自由に変えられるのが良いところ。私は今でも自分の体調に合わせて仕事の入れ方を調整しています。
定期のお客様は、効率的に作業できるので本当にありがたいです。
働き方を工夫すれば、長く働ける仕事。年配者さん尊敬します。
本業が忙しくなった時
副業としてタスカジに登録している場合、本業が忙しく、タスカジを辞めたくなることもあると思います。
数年後に自分がどうなりたいかに合わせてタスカジの継続を検討してもよいかもしれません。
タスカジは、長期間スケジュールを閉じても復活することができるので、一旦休止もありですね。
自分の理想の働き方を見直すきっかけ
辞めたい気持ちを乗り切るための方法
今ではタスカジを辞めたいと思うことは滅多にありませんが、私が辛い時に乗り越えた方法です。
身体が不調の時は、無理せず休むことが優先です。
きっと必ず乗り越えられます!
時が過ぎるのを待つ
大抵の悩みは時間が解決することが多いです。
人生は気分が上がったり下がったり、調子が良かったり悪かったりの繰り返しです。
その時々の一瞬(人生でみれば一瞬)の気持ちでタスカジを辞めるのはもったいないと思います。
やりたくて始めた家事代行の仕事、伝えたくて始めた整理収納の仕事、時が過ぎればやりたい気持ちが復活します。
新しい依頼をこなす
タスカジを辞めたいのに新しい依頼をこなすってどうゆうことかと思われるかもしれません。自分の過ちがきっかけでタスカジを辞めたいと思った場合、自分を責めていることがあります。
できる自分もあったのだから、その一回の失敗でめげてしまうのはもったいないということです。
なので、ただただ新しい依頼をこなして、できる自分を信じる。それが辞めたい気持ちから私が立ち直る方法です。
お客様からの感謝は本当に力になります
【まとめ】タスカジは辞めてもいつでも再開できる
タスカジは一旦休業しても、体調と気持ち、環境が戻ればいつでも再開できます。
心が折れてしまった、身体が付いていけなくなった、本業が忙しくなった、育児や介護が始まった、大事な人やコトを失った…皆さんいろいろあると思います。
そんな人生の出来事があっても、タスカジはフレキシブルに働けるので長く続けていけるのだと思います。
現に、私がタスカジ説明会に行ったとき、2年振りに再開されるというタスカジさんが一緒でした。(一定期間以上空くと、復活の手続きが必要のようです)
私の記事が、どなたかの参考になれば幸いです。
タスカジの仕事が気になる方はタスカジさんの仕事って?をご覧ください。
私がタスカジを始めた理由は、タスカジで働いてみた感想にまとめています。