整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロのちいたまです。
このブログは、賃貸をおしゃれに変えるアイデアや我が家の収納実例を発信しています。
賃貸によくあるキッチンの吊り戸棚収納こんなお悩みはありませんか。
- 取り出しづらい
- 奥に何が入っているのかわからない
- 高いところに何を入れたらよい?
- そもそも使い方がわからない
今回は、そんなお悩みを解決すべく、我が家のキッチン吊戸棚の実例と共に収納方法やコツをご紹介します。

扉付きの吊戸棚、ほとんどのお宅で『棚板の高さ』が変えられます。ぜひチェックしてみてくださいね!
キッチン吊戸棚収納の使い方とコツ


吊戸棚を使いやすくするための工夫、基本的な使い方をお伝えします。
①使用頻度別に入れる


まず、モノを使用頻度別に分けることが大切です。
そして、使う頻度によって収納場所の高さを変える。それだけで格段に使いやすくなります。
よく使うものは届きやすい下段に、あまり使わないものは上段に入れていきます。
吊戸棚は高い位置にあるもの。よく使うものが上段にあると、いちいち踏み台を出して取り出さなくてはなりません。かといって、あまり使わないものまで下段に入れていると、ゴールデンゾーンの下段がぐちゃぐちゃになって取り出しにくくなってしまいます。
下記は一例です↓
使用頻度 | 収納例 | |
---|---|---|
上段 | 出番少ない | ストック類、季節モノ、かつ軽い! |
中段 | 時々使う | お菓子作り、来客用など |
下段 | よく使う | 食器類、タッパー、コーヒーセット、レシピ本など |
『あまり使わないけど重たいもの』を上段に収納すると出し入れや災害時に危険なので注意しましょう!
我が家の収納事例を見ていきます。


ゴールデンゾーンの最下段には、毎日使う水筒、タッパーを入れています。
中段には季節物やお弁当、二軍の保存容器、上段にはラップやペーパーのストック類、頻度の低い換気扇フィルター(2-3ヵ月ごと)が入っています。
ストック類は、一定期間買わなければ『無くなるもの』。買わなければ、いつかは空っぽになる場所です。ストック類が回っているかどうかも要チェックです。
ストック類が溢れている、いつまでたっても無くならない場合は「どのくらいのペースでストックを使っているか」を意識すると、買い方を見直すきっかけになります。
水筒収納については別記事の気になる水筒収納方法にまとめているので気になる方はチェックしてみてください。



最上段にはストックのキッチンペーパー類が軽くておすすめ
②グルーピングで取り出しやすく
細々したもの、同じ種類のモノは収納ケースにまとめると戸棚から取り出しやすくなります。これをグルーピングといいます。例えば「○○をするときに使うもの」という仲間もグルーピングの1つです。


こちらのボックスには、娘たちのお弁当を作るときに使うものをひとまとめに収納しています。


「この箱を取り出せば、お弁当作りが完結できる。」これは私にとっての安心感です。グループの内容によっては、分かりやすさだけでなく、暮らしの中で心のゆとりが生まれます。
また、収納ケースの見た目を揃えることで、美収納も目指せます。(我が家は、リユースの収納ケースが多いのであまり美収納ではありません!)
ただ、何でもかんでも収納ケースに入れると、ケースがあることよって貴重な空間が制限されてしまうので収納ケースは使いながら足していくことをお勧めします。



裸収納も一目瞭然で気持ちよい!収納ケースは必要最低限でも大丈夫。
収納ケースは吊戸棚の『奥行』と合わせることが大事です。奥行が小さいケースを使うと、収納できる量が減ってしまいます。
③棚板の高さを変える


意外と知られていないのですが、キッチン吊戸棚内の棚板は高さ位置が変えられます。(稀に変えられないタイプもあります)
まずは、棚板がどのように固定されているか確認してみましょう。棚板の端の下に小さなダボ(金属の棒など)が見つかれば、たいていの場合、棚板の高さを変えられます。
ダボの種類によっては、棚板とダボが固定されているケースもあります。上の写真は、ダボと棚板が固定されているタイプのため、ダボの白いでっぱりを引いてから、棚板を外します。


お片付けサポートで、ダボ周りが錆びて引き抜けない!という事態も頻繁に経験しています。長い間、取り外されていないダボは、引き抜きにくくなっていることがあります。



そんな時は、固まったダボをペンチでゆっくり引き抜けたらラッキーです。
棚板をどの高さに設置しようか迷ったときは…
私がダボを真っ先に検討する穴は、最下段です。
なぜなら、手が届きやすい収納が増えたほうが良いからです。
下段に背の高いモノを収納したい場合は、モノに合わせてダボの位置を決めます。棚板間が狭すぎる場合は、棚板を取り外してしまい、棚板を使わない選択もありです。
適当な場所に棚板を設置してしまうと、うっかり使いにくい収納を作ってしまう可能性があるので要注意!



ダボの位置は、まず最下段を検討しましょう!
知っていると便利な吊戸棚の使い方
吊戸棚だからこそできる収納をご紹介します。
- 扉裏の活用
- 吊戸棚下に収納増設
開き扉の裏側にひっかけ収納
キッチン吊戸棚には開き扉が付いているタイプがほとんどです。
扉が付いているメリットは…
- 埃から守れる
- 見た目がスッキリする
- 地震で中身が飛び出しにくい
加えて、開き扉は『収納を増設できる場所』として活用することができます。


吊戸棚の奥で行方不明になりがちな小さなタッパー。扉裏に収納場所を作っています。
3Mのスイングフックはキレイにはがせるので賃貸で大活躍です。扉の開閉で、プラスチックケースが揺れるので、キズと音防止のために魔法のテープもつけています。


お茶コーナーの扉裏に茶こしを付けています。





我が家の扉裏は迷子になりやすいモノの特等席です




吊戸棚下に収納バスケット
吊戸棚の下もフックや収納グッズを活用すればゴールデンゾーンに変わります。
吊棚下には吊戸棚下バスケットを利用して布巾類を収納しています。


写真はスタンダードプロダクトで購入した「吊戸棚バスケット」です。ワンアクションですぐに取り出せるので、よく使うもの、一軍の収納におすすめです。



水筒を入れていたこともありました。
吊戸棚下に引っ掛け収納アイテム


吊戸棚下に引っ掛け収納アイテムを付けることで、収納場所を増やせます。すぐ取れるのでよく使うものに便利です。
吊戸棚下に収納したいと思ったとき、私が良くチェックするブランドは3社です。
まな板は、平安伸銅工業さんのまな板ハンガー、キッチンペーパーは棚板に差し込むだけのキッチンペーパーホルダー(山崎実業)を使っています。
↓の画像を横にスワイプすると詳細が見れます。
お玉やへらはスマートハングシリーズの3連ハンギングを使っています。3連だけでなく5連や7連もあります。






【まとめ】キッチン吊戸棚は使用頻度別収納で使いやすく


今回は、我が家のキッチン吊戸棚の収納事例をご紹介しましたが、一例としてご覧ください。使う人によって収納の仕方は変わります。
基本は「使用頻度別の収納」です。「よく使うモノ」は手の届くところへ、「あまり使わないもの」は上段へ。また、不要なものを取り除くとさらに効果的です。少しずつ、暮らしの変化を楽しんでみてください。
分からないことなど、公式ラインでご質問お受けします。お気軽にお問い合わせください。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。



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