先日、お片付けサポートで着物の管理(処分)に悩んでいるというお客様に出会いました。
70代くらいのお客様、お母さまがが嫁入り道具の着物をお金を貯めては一枚仕立て…を繰り返し、姉妹3人分の着物を揃えてくれたそうです。そのお話を伺ったときは私も心打たれました。
両親が買ってくれた嫁入り道具、使わないけど捨てられないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
着物買取業者(複数社)に問い合わせてみると、どの買取業者も、嫁入り道具として昭和の時代に作られた着物は、着物市場でも飽和状態、売れる着物は一部のみということでした。昔は高かった着物も着物市場で段ボールでたたき売りされているそうです。
でも、やっぱり捨てる以外の方法で着物を手放したい。もし、私が嫁入り道具で着物を持っていたら…と想像すると、大きな汚れや破れがない限り、きっと捨てられません。

私の実家にも古い着物がたくさん眠っています…いつか来るだろう我が実家整理のためにも調べました。
着物を手放す理由
着物を手放す理由は、人さまざまですが、多くあげられるものはこちら。
- 着る機会がほぼない
- 保管に場所をとる
- 保管管理が大変
そもそも現代では着る機会が減っている着物です。結婚式やお葬式、七五三やお正月、特別な時に着ようと思っても、着るまでの準備が大変だったり、着付けやクリーニング代も掛かります。
さらには、保管場所を取られたり、保管環境によっては1-2年に1度の虫干しが必要です。
そんな理由で着物から遠ざかってしまう方が多いのではないでしょうか。
買取可能な着物
特に昭和に作られた着物は需要と供給のバランスが合わず、売りに出しても値が付かないことが多いと聞いています。
私が調査した中で需要があるといわれた着物をまとめました。着物の状態や買取会社によって異なるので参考程度にご覧ください。
- 紬(つむぎ)
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紬とは、先に染められた糸(紬糸)を織られた絹織物です。糸で模様が作られていて、上品な雰囲気や丈夫さ特徴です。紬には産地によって染め方や織り方が異なり、代表的なものでは、大島紬(鹿児島)、結城紬(茨城・栃木)、久米島軸などがあります。
- 明治・大正時代の着物(戦前)
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市場に溢れているの昭和の着物ではなく、あまり出回っていない明治や大正自体の着物(戦前のもの)で状態が良ければ需要があるようです。
- 作家さんの着物
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織物作家さんや染物作家さんのオリジナル作品は、希少価値があります。
- 高身長の着物
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現代の若者や、外国人の方は背が高い特徴があります。高身長の方が着れて状態が良いものは需要がありるそうです。
- 最近の着物
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ここ最近(10-20年前)くらいに作られた着物は、今風で浮かない浮かない雰囲気のものは人気があるようです。
樟脳の匂いが付いている着物は査定ダウンになります。査定に出す前に、カラッと乾燥したお天気の日に数日日陰干し(虫干し)して、樟脳の匂いを取り除きましょう!
着物の買取先一覧
私が調べた着物の買取先一覧です。
とにかく早く手放したい方は着物買取専門のバイセル無料査定をおすすめします。
①バイセル(店舗・宅配・出張)
バイセルはちびまる子ちゃんのイメージキャラクターで有名な着物リユースショップです。着物以外の貴金属やブランド品など幅広い取り扱いがある中で、着物に特化しています。
自宅に来るということに少し抵抗があるかもしれませんが、宅配買取より出張買取の方が査定額が高めにつくそうです。(宅配料金が掛からないため)
満足いかない査定の時は、無理に売らなくても大丈夫なので安心です。



今回ご紹介の中で一番店舗数が多いです
①きものリユース「ながもち屋」(店舗)
ながもち屋は、着物委託販売型の着物リサイクルショップです。全国11店舗あり、主にデパート内に出店されています。
販売価格5000円以上と判断されたもののみ、委託販売することができます。店舗に置いている「半年」の期限内に売れれば、販売価格の40%の金額が依頼者の銀行口座に振り込まれるシステムです。半年を過ぎれば、返却、場合によってはセール割引されます。
デパートに置かれるので、シミや汚れなく状態良いものに限るということでした。



委託販売できるのはありがたい!3月~は一重の夏物引取りが始まります。
着物リサイクルおもしろ屋(横浜市店舗)
着物リサイクルおもしろ屋は、近所で見つけた着物リサイクルショップです。
インスタグラムで店内には、いろいろな着物や小物が置かれている様子が分かり、面白そうな感じが伝わります。
おもしろ屋のメリットは、価格が付かないものも引き取っていただけるということでした。
シミや汚れがあっても、生地の一部を端切れとして売られています。



外国人にも人気!高身長の着物は売れるそうです。
自分に合った着物リユース方法を
着物買取はいろいろありますが、自分に合った手放し方が一番です。あまり悩まずお願いしたい場合は、着物に特化している出張買取バイセルはおすすめです。
もし、大島紬や作家さんの着物がある場合は、複数の買取業者を比較して買取をお願いするのもありだと思います。
高く売れそうな着物がないと分かった場合は、『着物 リサイクルショップ』で検索してみてください。意外と近所に良いお店があるかもしれません。
高価だったから、袖を通していないからなど、手放しづらい着物ですが、手放してスッキリしたい気持ちもあると思います。
そんな方の背中を押せる記事になれば幸いです。