整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロのちいたまです。
このブログは、賃貸をおしゃれに変えるアイデアや我が家の収納実例を発信しています。
お片付けサポート(特にキッチン)でよく聞かれるのはゴミの分別問題!
「モノの出口となるゴミ箱」を整えることは、お片付けの中でも特に重要なポイントだと私は感じています。
最近では、燃えるゴミとプラごみを分けるのは当たり前(※地域によって異なります)、それ以外にも燃えないゴミ、缶・ビン・ペットボトルなど多数の分別品目があります。賃貸の限られたスペースで、どうやって分類するの?とゴミ箱の置き場に困っている方も多いのではと思いこの記事を書きます。
複数のゴミ箱が並んだ大きなゴミ箱ステーションができなくても大丈夫です。ゴミ箱の形状を工夫し、置き場を分散すれば小さい家でも気持ちの良い仕組みが作れます。
我が家のゴミ分別方法と使っているゴミ箱アイデアやその置き場についてご紹介します。
ゴミ箱置き場にお困りの方、この記事がヒントになれば幸いです。
モノの出口を整えよう!
我が家のゴミ箱アイデア!8分別と置き場を紹介
我が家はゴミを8カテゴリに分別しています。
基本的には私の住んでいる横浜市の分別に沿った分類方法です。
- 燃やすごみ
- プラスチック製容器包装
- 缶・ビン・ペットボトル
- 燃えないゴミ/小さな金属類
- 乾電池
- 古紙・古布
- 段ボール
- 生ごみコンポスト
最近始めた生ごみコンポスト!今のところ順調です
①燃やすゴミ/②プラスチック製容器包装
燃やすごみとプラスチックごみはシンプルヒューマンのバタフライダストボックスに分別しています。
「燃える&プラスチック」は我が家で一番量の多いゴミです。つまり、燃えるゴミとプラごみは捨てる頻度が高いということ。なので、家族が必ず通る場所、キッチンダイニングに入る入口にゴミ箱を設置しています。
幅は26.4㎝とスリムな形状で、キッチン作業台の横にすっぽり置いています。
捨てる頻度が高いゴミは家族の動線上の使いやすい位置に置くことで、ゴミストレスが軽減します。
バタフライダストボックスはペダル式なので、捨てるまでにワンアクションありますが、一踏みでプラと燃えるが同時に開くのがポイント!開け間違えが無かったり、同時に2種類を捨て分けることができるのも気に入っています。
本体奥行は54cm弱な(下のペダルを含めて59.2㎝)冷蔵庫の横や、シンク横にスペースがあるご家庭にも使えるかと思います。
ゴミ袋はSONGMICSゴミ袋(15~20L) を使っています。(おうちコープのお届け用ポリ袋も使ってます)
③缶・ビン・ペットボトル
缶・ビン・ペットボトルのゴミ箱はキッチン作業台の下に設置しています。
こんな下に設置して捨てにくいのでは?と思いますが、缶・ビン・ペットボトルは我が家ではあまり量が出ません。
捨てる際にしゃがむ態勢になるのも、使用頻度が低いので許容範囲内です。
ダイソーの組立収納BOX(300円)の底にピタッとキャスターを付けて入れて取り出しやすくしています。
たっぷり出るご家庭は、キッチン近くにゴミの量に合わせたゴミ箱を設置できるとよいと思います。ゴミ箱でなくてもフックに引っ掛けた袋などでも代用できます。
ちなみに、缶・ビン・ペットボトルは同じ袋に入れていいのか迷うと思いますが、横浜市は同じ袋に入れてOKです。
- 缶・ビン・ペットボトルは同じ袋に入れていいのか?
-
同じ袋に入れて出してください。
収集した後、選別センターにおいてそれぞれ分けて、資源化します。
引用:https://www.city.yokohama.lg.jp/faq/kukyoku/shigen/shigen-gyomu/20211020110309072.html
収集時に一台のゴミ収集車に種類問わず投げ込まれている場合は、同じ袋でも大丈夫な気はしますが、お住いの地域を確認してみてください。
ゴミ箱見直しを機に、ペットボトルをマイボトルにするものいいですね♪
④燃えないゴミ/小さな金属類
燃えないゴミと小さな金属類は、無印の収納ケースを代用しています。これも我が家では出る頻度が少ないです。以前は別々にしていたのですが、ある時から一緒にしてしまいました。特に困ってないので継続しています。
特に燃えないゴミ(蛍光灯や陶器、ガラス)はほとんど出ません。
設置場所はメインのゴミ箱とは離れた場所。2LDK+Sという間取りなのですが、S(小部屋)に置いています。
さらにプリンターの後ろ、手を伸ばせば入れられる。そんな場所です。
⑤乾電池
乾電池ごみは『④燃えないゴミ/小さな金属類』に引っ掛けた冷蔵庫ポケットの仕切りになるケース ワイドです。
細かい電池はケースに分けることで捨てる時に取り出しやすいです。仕切りになるケースはCanDoやセリアで購入できます。
⑥古紙・古布
古紙は インボックスを使用しています。紙袋があれば、すぐ捨てられるよう設置しています。紙は毎日必ずと言っていいほど出るので、リビングまでの廊下沿いにオープンで置いています。
持ち帰ってきたチラシが0アクションで放り込める仕組みです。
折れ戸付きの物置内に入れたい気持ちもあったのですが、アクション数が増えるのと、子供たちが折れ戸に指を挟む危険性もあり、オープンにしました。
古布は、古紙と同じ業者が回収してくれるので、古布が出たら袋に入れて古紙のボックスの隣に置いています。頻度が低いので、決まった箱はありません。
写真はサイズアウトの子供服がパンパンですが…
先日、篠えりさんのルームツアーで教えてもらったライクイットのコンテナーワイドもおすすめです。
⑦段ボール
段ボールはゴミ箱ではなく、立てかけているだけです。玄関入ってすぐの扉のある物置に入れています。
メルカリや宅配で使うこともあるので、ここに入るだけ、常に残しています。
時々、大量に入ったときはSの小部屋に置いてます。
ネット宅配が増えた昨今では段ボールゴミ置き場も必要ですね。
⑧生ごみコンポスト
生ごみはベランダの一角に作った生ごみコンポストに捨てています。
コンポストってハードルが高いし難しそうと思っていたのですが、意外と簡単に作れることが分かりました。
楽天で購入した残念なリンゴ箱に、古布(父のハンカチ)を敷いてホームセンターで購入した土を入れただけです。
2024年4月に始めましたが、今のところ問題なく生ごみが土に還っています。
コンポストを作ろうと思ったのは、鎌倉市のお客様がきっかけです。お片付けで出た食品をベランダコンポストに廃棄している様子を見て、「なるほど!私がやりたかったのはコレだ」と思ったのです。捨てるよりも心が楽。鎌倉市はコンポストが普及しているんですね。
【狭い賃貸】ゴミ箱の置き場のポイント
ゴミ箱を複数並べられない我が家のような賃貸でゴミ箱を設置するポイントは2つです。
①使用頻度が高いゴミ箱は、動線上。それ以外のゴミ箱は動線から外れてもOK。
②ゴミ箱はゴミの大きさに合わせる
全てのゴミ箱を使いやすい位置に配置しなくても大丈夫です。